『信長の野望 覇道』は面白いの？感想・レビュー

『信長の野望 覇道』は“覇道”がついていることからもわかる通り、コーエーテクモゲームス『三國志 覇道』のシステムを日本の戦国時代に落とし込んだ、MMO戦略シミュレーションゲームになります。

プレイヤーは戦国大名に仕えるいち領主となって、領土争いや攻城戦を繰り返しつつ、主君を天下統一に導いていくゲームです。

戦闘前に敵の戦力が確認できるので、そちらで判断しても良いです。ちなみに本作には「兵科」という概念があります。「足軽」、「騎馬」、「弓」の3種類で、それぞれ足軽は騎馬に強く、騎馬は弓に強く、弓は足軽に強いという3すくみの構造になっています。この構造を意識すれば多少の戦力差はひっくり返せるので戦闘時は意識して戦いましょう。賊を倒すと武将の経験値が獲得できるほかに、戦利品として様々なアイテムが手に入ります。武将の強化や装備の鍛造に使用するものもあるので、基本的に賊と戦って損になることはありません。ただ一回武将を出撃させるたびに「軍令書」というリソースを消費します。これが0になると武将を出撃させることができなくなるので注意が必要です。
なおこのリソースは時間経過やアイテムで回復できるので、シビアに考えなくても良いです。ログイン時間が長いプレーヤーと短いプレーヤーのバランスをとるようなシステムと考えていただければ良いです。報酬アイテムや、武将が経験値を得られることを考えると、軍令書がある限りは賊を倒したほうが良いです。一方で他の一門と領土の奪い合いをしていたり、攻城戦の準備をしているときは軍令書を温存しながら戦っていきましょう。それぞれのプレーヤーはマップ上に「里」を持っています。ここを中心に様々なアクションを起こしていきます。マップを見ると周囲に複数の敵部隊が見えます。これがNPCの「賊」です（プレーヤー同士の戦闘が始まるとプレーヤーも待ち構えている可能性があるが、今回は初心者ガイドなので一旦除外させていただきます）。

賊にはレベルが設定されており、戦力の大まかな目安になります。自分の武将のレベルに近い賊を狙って倒していくのが良いです。戦闘前に敵の戦力が確認できるので、そちらで判断しても良いです。

攻城戦の戦闘も賊討伐などと基本的なシステムは同様ですが、先に重要拠点（要所）を攻め落としてボーナスを得たり、士気を高めて攻城ダメージを上げたり、敵兵を蹴散らして本丸までの道を切り開いたり、臨機応変な判断が必要になります。

リアルタイムストラテジーらしい臨場感のある戦闘が楽しむことができます。
一門の幹部メンバーなどが、全体を把握しながら指示をしっかり出せると、攻防のバランスがとれて良いです。時間制限もなかなかシビアで緊張感があって良いです。

シンプルな力攻めでは終わらない戦略性が味わえるのが良いです。リアルタイムで状況が変化し続けるので面白いです。

内政、賊討伐、領地制圧などで勢力を拡大しつつ、一門の仲間と攻城戦に挑むというのが基本的なゲームの流れになります。

そこに対人戦の要素が加わることで環境に変化が生まれ、大名家や一門を基軸とした戦略的な戦いが楽しむことができます。

クローズドβテストの途中でシーズン1が終了し、残り期間はシーズン2として所属大名家や一門、領地の精圧状況などがリセットされた状態で遊ぶことが可能です。

本作はシーズン制となっており、クローズドβテストではシーズンごとに異なるルールでゲームを楽しむことができます。

シーズン1では同じ大名家所属のプレイヤー同士がある程度固まった状態で始まっていましたが、シーズン2では別の大名家同士のプレイヤーが全国各地に入り乱れて隣接する状態で始まり、より対人戦の機会が多くなります。

 

信長の野望 覇道の特徴は「信長の野望」の世界で対戦・共闘が楽しめるバトルコンテンツ グラフィックや世界観は素晴らしいです。

春夏秋冬の美しい情景が3Dグラフィックで再現されていて、イラストや豪華声優陣によるボイスも本作の臨場感を味わうことができます。

 

ある程度ゲームを進めたら本作の肝となる「一門（同盟）」システムが解放されていきます。一門の加入は必要になります。作成は無料なので自分がリーダーになることも可能です。

性能面には無課金ですが旗を個性的に作れるのも良いです。
一門ではミッションで協力するだけではなく、他のプレイヤーと共同で施設の建築も可能です。

また城ごとに用意された専用マップでリアルタイムバトル「攻城戦」ができるのも見どころの一つになります。櫓や堀、曲輪などの細部を再現した日本仕様マップで、ダイナミックな合戦が楽しめて良いです。